CCNAを学習するのにオンライン講座はおすすめなのか？

ネットワークに関わるなら取得しておきたい資格には、ネットワークスペシャリスト試験や情報セキュリティスペシャリスト試験などの試験があります。
その中でCisco systems社（シスコ社）が認定している試験の1つがCCNAになります。
ネットワークのエンジニアを目指したいと思った方は1度は聞いた事があるのではないでしょうか？
CCNAはネットワークエンジニアとしての入り口になる知識を問われる試験になります。ぜひとも取得しておきたい資格の1つになります。
ではCCNAを取得する為にどの様に勉強したら良いでしょうか？
今回は、CCNAの試験についての内容と学習方法について紹介します。

CCNAとはどのような試験か

始めに書いた通りCCNAはシスコ社が認定しているネットワーク関連の資格の1つになります。
Ciscoが認定している試験には難易度によって試験の種類があります。
大きく分けると以下の通りになります。

CCNAはレベルで言えばレントリーレベルの資格になります。
レベルの目安を簡単に説明すると、ネットワークエンジニアとして仕事をする上で必要となるネットワーク全般の基礎知識とスキルを身に着けるレベルとなります。

ネットワークと言っても、ネットワークの概要や、ルータやスイッチの設定知識、セキュリティの知識など様々な種類の知識が必要となります。
CCNAではそれらの分野を網羅した内容が出て来ますので、幅広く学習して行く必要がある訳ですね。

CCNAを取得する為の学習方法

CCNAの取得をする上での学習方法としては

• テキストと問題集で学習する
• スクールで学習をする

と言う感じになります。
独学で学習する時に必要となるテキスト、CCNAの知識部分を学習する為のテキストと問題練習をする為の問題集が必要となります。
また、ping-tと言う問題練習出来るサイトもありますので、そちらを使って練習したりします。

独学で学習する場合、専門的な用語も出て来ますので、初心者の方から学習する場合時間がかかる場合もあります。その場合は時間がかかる可能性もありますので、スクールなどで学習する事をお勧めします。

スクールでの学習の場合は、受講料金がかかりますが、用語など分からない部分は確認出来たり、試験に向けてどの辺りが大切なのかを教えてもらったり出来るので時間短縮にはなります。

スクールでの学習には、通学とオンラインがあります。
通学の場合、その場所まで行かなければいけませんが、講師に直接聞けるというのが良い所です。
オンラインの場合は、自宅で学習が出来るというのがメリットです。その分、学習する環境を整える必要があります。ネットに繋がるパソコンとテキストなど準備が出来るのであればオンラインの方が学習しやすいと思います。

CCNAの勉強はオンライン講座でも大丈夫なの？

学習をする上で心配になるのが、オンラインでもCCNAの学習がちゃんと出来るのかどうかという所だと思います。
結論から言うと、オンラインでも学習は出来ます。
しかし注意しないといけない所もあります。それはオンラインでの学習形態です。

オンラインにも、e-ラーニングの様にビデオを見て学習する方法と、講師がついて学習する方法があります。学習する時の好みに分かれますが、初めて学習する場合は講師がついて学習する方がその場で質問が出来るので進めやすいと思います。

CCNAの学習では、ルータやスイッチの設定コマンドを覚える必要があります。これはテキストを見て暗記するよりは実際に設定する方が分かりやすいです。
通学の場合は実機を使用して操作練習が出来ます。
オンラインの場合はシミュレータを使って練習する事が出来ます。オンラインでの受講を考える際には、このシミュレータを使っての学習にも対応しているかどうかを確認しておくと良いですね。

まとめ

CCNAをオンラインで学習が出来るのかどうかを紹介してきました。
あたらめて結論としてはオンラインでもCCNAの学習は可能です。ただその場合にどの様な学習形式のオンライン講座なのかしっかりと確認しておく必要があります。
確認しておきたいポイントは以下の通りです。

• 講師がついて学習が出来るかどうか
• 分からない部分を質問できるかどうか
• シミュレータでのコマンド練習が出来るか

上記の3つに気を付けて探してみると良いと思います。
もちろん、最終的には自分が学習しやすい環境を選択する事が重要です。どの方法を選択するのか考える参考にしてください。