リモートワークやオンライン講座・オンライン授業、テレワークの際に、自宅パソコンを利用する機会も増えてきたと思います。大学や高校だけでなく、小学校でも使用していることもあり、身近になってきましたが、現状でも「どのパソコンを使用したらいいの?」や「今持っているパソコンだと動作が重くて困った」といったお困りの声も。
そこで、これから、オンライン講座を始めようと考えている方で、パソコンの購入を考えている方に向けて、どれくらいのスペックのパソコンが良いのか、見ていこうと思います!
目次
オンライン講座におすすめのパソコンの基本的なスペックを解説!
パソコンのスペックはいろいろなスペックがありますが、これからオンライン講座を勉強しようとしている方にとっては、悩ましいところです。受講する講座によっては、パソコンのスペックが足りないため、動作が遅くなってしまったり、オンラインの配信が止まってしまったりと、受講するにも一苦労です。そこで、基本的に必要なパソコンのスペックを簡単に解説します。
【おすすめパソコンのスペック一覧表】
CPU | Intel:Core i5、Core i7 Ryzen:3、5、7 ※コア数:2コア以上 |
メモリ | 基本:4GB~ 特殊ソフト使用の場合:8~16GB |
ストレージ(記憶容量) | SSD:256GB~ 特殊ソフト使用の場合:500GB以上 |
OS | Windows:Windows10以上 Chromebook:Chrome OS最新版 Mac:mac OS X以上 |
※補足:CPUについて※
【Intel】・【Ryzen】とで初めて購入する方や久しぶりの方にとっては違いが分かりにくいかとも思います。CPUはシングル、デュアル・クアッドコアなど種類があり、性能が高くなるほど、処理するスピードが早くなります。
【おすすめパソコンの周辺機器スペック一覧表】
モニタ | デスクトップ・ノート共に14インチ以上 |
入力機器 | マイク、Webカメラ、キーボード |
出力機器 | イヤホン、ヘッドセット |
ノート型パソコンやタブレット型のパソコンであれば、マイクやカメラまですべてそろっているものもありますが、デスクトップ型パソコンや一部のノート型パソコンでは、カメラがないものやマイクなどの準備が必要な場合があります。そのため、パソコン周辺機器が必要な場合は、忘れずに準備をしましょう。モニタについては、小さいものだと見えにくいこともありますので、お値段と相談になりますが、ノートは14~15インチ程度があると安心です。もちろんデスクトップ型パソコンはモニタ別売りですので、15インチ以上をお勧めします。
オンライン講座別おすすめパソコンベスト5!
では、オンライン講座別でどのパソコンが良いのでしょうか?オンライン講座と言えども種類は多岐にわたります。officeを扱うビジネス系もあれば、illustratorやPhotoshopなどのDTP系、2Dや 3Dの図面を扱うCAD系、はたまた、オンラインリアルタイムで行われるフィットネス系などのコミュニケーションが必要な講座などなど。様々なオンライン講座が現在行われているため、行いたいオンライン講座に合わせて用意しましょう。いろんな講座を受けたいと思われている方は、その中で一番必要になるパソコンをしましょう。
※高スペックはそれに合わせて金額も高くなりますので、予算との相談は忘れないようにしましょう。
オンライン講座別おすすめパソコン①:ビジネスソフトを使用するオンライン講座
officeなどのビジネスソフトを使用しながらのオンライン講座の場合、負担はそこまでないためスペックは最低限のものでいいと思います。また、移動、持ち運びを考えて、ノート型パソコンがおススメです。このスペックのパソコンについては、大学などのオンライン授業でも使えるので、家族で共有して使用する場合にもおすすめです。
CPU | Intel:Core i5、Core i7 Ryzen:3、5、7 ※コア数:2コア以上 |
メモリ | RAM:4GB |
ストレージ(記憶容量) | SSD:128GB~ |
OS | Windows:Windows10以上 |
モニタ・ディスプレイ他 | ノートパソコン:15インチ以上 デスクトップパソコン:20インチ以上 |
オンライン講座別おすすめパソコン②:特殊ソフト使用のオンライン講座
動画制作やillustrator、Photoshop、AutoCADなどの特殊ソフトを使用する場合、CPUに負荷がかかることもあり、できればクアッドコアくらいのCPUや、8GB以上のメモリがあると、オンライン講座がスムーズに使えます。また、メモリも他のオンライン講座よりも必要になりますので、予算と相談になると思いますが、できれば他のオンライン講座で使うパソコンより、少しスペックの高いものを用意しましょう。モニタサイズにも余裕が欲しい方はデスクトップ型がおススメです。
CPU | Intel:Core i5、Core i7 Ryzen:3、5、7 ※コア数:Intelの場合は4コア以上 |
メモリ | RAM:8~16GB |
ストレージ(記憶容量) | SSD:500GB~ |
OS | Windows:Windows10以上 Mac:mac OS X以上 |
モニタ・ディスプレイ他 | ノートパソコン:15インチ以上 デスクトップパソコン:23インチ以上 |
オンライン講座別おすすめパソコン③:特殊ソフトを使用しないオンライン講座
簿記などの座学で勉強できるオンライン講座の場合は、場合によってはカメラもマイクも必要ないため、最低限のスペックのパソコンを用意しましょう。ただし、座学ですので、講師の声や資料の動画などを利用している場合、聞き逃すわけには行きませんので、ヘッドホンやヘッドセットなどの周辺機器の用意は忘れないように注意しましょう。
CPU | Intel:Core i5、Core i7 Ryzen:3、5、7 ※コア数:2コア以上 |
メモリ | RAM:4GB |
ストレージ(記憶容量) | SSD:128GB~ |
OS | Windows:Windows10以上 |
モニタ・ディスプレイ他 | ノートパソコン:15インチ以上 デスクトップパソコン:20インチ以上 |
オンライン講座別おすすめパソコン④:英会話や教養などのコミュニケーション系講座
こちらは座学系のオンライン講座と違い、会話だったり、コミュニケーションが充実していますので、カメラやマイクが必要になります。そのため、最低限でもマイクとWebカメラが搭載されているノート型パソコンが必要になります。もちろん、イヤホンやヘッドセットなどの周辺機器を用意しておくと、受講の際に相手にも自分にも聞き取りやすく、会話していても伝わりやすくなります。
CPU | Intel:Core i5、Core i7 Ryzen:3、5、7 |
メモリ | RAM:4GB |
ストレージ(記憶容量) | SSD:128GB~ |
OS | Windows:Windows10以上 |
モニタ・ディスプレイ他 | ノートパソコン:15インチ以上 デスクトップパソコン:20インチ以上 |
オンライン講座別おすすめパソコン⑤:フィットネスなどのリアルタイム配信講座
リアルタイム配信で、講師の体の動きが重視されるオンライン講座のため、画面の画素高め(4kまではいらないです)のもの。また、音がはっきり聞こえるパソコンがおススメです。CPUなどについては最低限のスペック位で大丈夫です。もし音が聞こえにくいなど気になる場合は、別途周辺機器として、スピーカーなどを用意してもいいかもしれませんね。
CPU | Intel:Core i5、Core i7 Ryzen:3、5、7 |
メモリ | RAM:4GB |
ストレージ(記憶容量) | SSD:128GB~ |
OS | Windows:Windows10以上 Chromebook:Chrome OS最新版 |
モニタ・ディスプレイ他 | ノートパソコン:14インチ以上 デスクトップパソコン:20インチ以上 |
まとめ
それぞれのオンライン講座別におすすめのパソコンを、スペック別にご紹介と解説をしていきましたがいかがだったでしょうか?それぞれにどのメーカーが良いかなどはご紹介できませんでしたが、それぞれの目的別にご紹介しているスペックを参考に、実際に購入する際は比較してからパソコンを購入しましょう。
また、注意点として、格安のパソコンを購入する場合は、スペックや購入後のサポートをきちんと確認してから買うことで、故障した場合などでも保障されますので、できるだけきちんと確認してから購入を検討しましょうね!